【北海道バイクツーリング】大洗~苫小牧フェリーの18時間を遊びつくす体験ガイド!船上タイムを120%楽しむ方法、フェリー乗船前の賢いパッキング&防犯術、バイクでの乗船・下船 スムース&安全ガイド、お得な割引キャンペーンなど、実際に役立つ情報の紹介!
関東から北海道への主要なバイク渡航手段の一つ、「大洗ー苫小牧の商船三井フェリー」。船内時間は18時間。けっこう長い。ただの移動時間にしたらもったいない!
今回、「船内18時間をいかに楽しく、快適に過ごすか」を探求。
この記事では:
- 商船三井フェリー:旅客運賃15%割引/乗用車運賃10%割引キャンペーンの賢い活用。その他詳細は公式ページへ。
- 18時間徹底活用術!船上タイムを120%楽しむ方法:コインロッカー、デッキからの夕景・星空・朝日・展望浴場・レストラン・売店など。
- フェリー乗船前の賢いパッキング&防犯術:荷物は「船内持ち込み」と「バイクお留守番」に分別。バイスガード エアでしっかり防犯。
- バイクでの乗船・下船 スムース&安全ガイド:タラップと左Uターンに注意。
船旅という非日常空間、普段の生活では体験できないこともありました。一般的な航路解説は最小限に、リアルな体験に基づいた「船内18時間の過ごし方」のコツを紹介します!
最初にチェック!商船三井フェリー基本情報(ライダー向け超要約版)
詳細は公式サイトで確認。北海道ツーリングに大切なポイントだけ、サクッと解説!
- 航路と便: 大洗⇔苫小牧西港。
- 夕方便(19:45発→翌13:30着):到着後の行動時間に余裕あり。
- 深夜便(1:45発→19:45着):行動時間注意。仕事帰りの出発にメリット
- 予約: 「夏(特に7月後半~8月)はとりにくい」!予約開始は、乗船日の2ヶ月前午前9時! 速攻予約を推奨。6月は比較的余裕あり。
- 料金: バイク排気量+客室タイプで変動。ソロなら客室コンフォートでも十分快適
- お得なキャンペーンを賢く活用! 例)旅客運賃15%割引/乗用車運賃10%割引(2025年6月1日から7月23日出港便)。詳細は公式サイトでチェック!
- アクセス: 大洗港は都心から約120km。乗船時間の3時間前についておけば安心
- わたしが大洗便を選ぶ3つの理由
- 林道用オフタイヤの温存(二週間で北海道4000㎞走ったら交換ぎりぎり。北海道でオフタイヤ調達は結構大変)
- トータルコスト(ガソリン、高速道路、フェリー代など)
- 体力温存
失敗談から学ぶ!フェリー乗船前の賢いパッキング&防犯術
出港後は、下船までバイクエリアに戻れない。船内で「あれがない!」を避けるため、パッキングのコツと防犯対策の紹介。
- 荷物は「船内持ち込み」と「バイクお留守番」にわける!
- バイクエリアから船室までの階段は一人一人分の幅。エレベーターも狭い。大荷物は通るのが超大変。船室持ち込み荷物はコンパクト命。
- 持ち込み推奨リスト:
- 貴重品(財布、スマホ、乗船券)
- 着替え、部屋着、靴
- 洗面用具、タオル
- 充電器、モバイルバッテリー
- 暇つぶしグッズ(本、タブレット、イヤホンなど)
- 常備薬
- 船内で飲食する場合は、そのための飲食物
- 雨具(下船時に備える)
- ヘルメット(盗難防止のため持ち込むライダーも多い)
- 留守番荷物の注意点:雨対策、しっかり固定、貴重品絶対NG!
- どこに停めたっけ?を防ぐ: 階数や色、目印を覚える/写真撮影しておく
- 防犯意識は高く:
- シートバックは船内持ち込み。
- 留守番荷物はバイスガード エア 1500(ミツバサンコーワ社)で固定。サイドバックのファスナーに南京錠をつけて、バイクフレームとともにバイスガード エアで固定。ヘルメットはロックにかけて、ワイヤーロックもしくはバイスガードでまとめて固定。
- バイスガード エアは、軽さ、柔軟性、特殊素材による耐切断性でツーリング中も便利でした。
【最重要】ヒヤリハット回避!バイクでの乗船・下船 スムース&安全ガイド
フェリー旅でライダーが最も緊張する瞬間?焦らず安全にクリアするためのポイント。
- 乗船手続き~待機場所へ: 早めについて乗船手続き。大洗フェリーターミナルで待機して、乗船2時間前(17:45)には待機所へ。すでに数台バイクが並んでいます。待機所は雨避けはなし。乗船のための整列開始は18時15分ごろ。
- どきどきランプウェイ(タラップ)攻略: 幅広いが、平らなところはまるで一本橋。タラップは低速走行、金属なので濡れてたら超慎重に。ゆっくりで大丈夫!
- Uターンも怖くない: バイクエリア前の左回りUターンに注意。大荷物のせいか、バランス崩して、たまにこける人も。前走車のUターン完了まで、直線エリアで待機の方が良いこともあり。
- バイク固定はお任せ&ひと工夫: スタッフの指示に従う(ギアはロー)。傷防止タオル持参も◎
- スムーズな下船のために: 船室でできる準備は完了しておき、バイクには荷物をパッキングだけにしておく。雨なら客室でレインウェアを着用しておく。周りも自分も北海道上陸でこころはやるが、あせらず慎重に運転。
【本編】18時間徹底活用術!船上タイムを120%楽しむ方法
さあ、いよいよ洋上の自由時間!退屈なんて言わせない、おすすめの過ごし方を体験談とともにご紹介!
乗船したら即やるべきことリスト
- まずは自分の城(船室・スペース)へ!荷物とライディングウェアを置いて身軽に
- コインロッカー速攻確保:コンフォート客室エリアに、大6台/中40台/小18台。コイン返却式なので出し入れ可能。貴重品・ブーツなど大きな荷物の収納に便利。
- 船内探検スタート!マップ片手に施設(風呂、レストラン、デッキ等)の位置把握
感動体験!洋上ならではの絶景タイムを満喫
デッキは特等席: 洋上は、建築物や街灯のない非日常空間。いつもと違う景色を見たり撮ったりするチャンスの宝庫。*以下は夕方便の体験:
- 乗船直後はゴールデンタイム:港を離れていく、フェリーから日没直後のマジックアワーの大洗を眺めつつ、北海道ツーリングにむけて胸がわくわく。
- 展望デッキからの星空:晴れていれば、船と満月や星空のコラボが。わたしの乗船した2024年6月5日は満月の前日。気が付くのが遅れて、デッキに出たのは22時。直後は月が見えたのですが、すぐに洋上の霧で隠れてしまいました。もっとはやく出ればよかった。(潮風が寒いので、上着必要)
商船三井さんふらわあの関西~九州航路では、「星空教室」が開かれているくらい。360°遮るもののない洋上での星空はできれば見たかった。 - もし早朝目覚めたら、日の出鑑賞:遮るもののない水平線に浮かぶ太陽と光の道は、非日常の風景。
- 洋上からの三陸北部〜青森県東部エリア眺望:夕方便ならば、翌朝、このエリア付近を航行。普段見ることのにない視点からの東北を視認。
- 注意点: 風が強い&寒いことも。防寒着は必須!
旅の疲れを癒す!展望大浴場を賢く利用するコツ
- 大海原を眺めながらの入浴:夜の海はまっくら。朝は海を見ながら入浴(窓は潮がどうしてもついているけど)。
- 混雑回避の時間帯は? :乗船直後は混雑。22時以降は空いている。朝も比較的空いている。
- 体験談: 船の揺れで湯船にできる「渦」は面白い発見!
- アメニティ情報: シャンプー、ボディーソープ、ドライヤーはあり。タオルは持参もしくは有料。サウナもあり。
腹が減っては旅はできぬ!船内グルメの選択肢
- レストラン/カフェテリア: バイキング形式、営業時間(夕食18:45~20:45(LO/20:15)、朝食7:30~9:30(LO/9:00))数量限定で定食あり。下船前の11:30~12:30はカフェタイム。
- 持ち込み派のアナタへ: 5Fと6Fのパブリックスペースで飲食可能。ただしレストラン営業時間は、持ち込み派も食事時間なので、空きスペースは少ない。時間ずらし&比較的空いている6Fがねらい目。電子レンジは給湯室にあり。
- 売店も侮れない: ご当地お菓子やアイス、軽食、飲み物、酔い止め薬もここでゲット

ショップ 利用可能キャッシュレス一覧(夕方便のみ)
決済種別 | 利用可能なブランド/サービス名 |
---|---|
クレジットカード | VISA, MasterCard, JCB, American Express, Diners Club, 銀聯 (UnionPay) |
交通系電子マネー | Kitaca, Suica, PASMO, toICa, manaca, ICOCA, SUGOCA, nimoca, はやかけん, QUICKPAY, iD |
コード決済 | PayPay, d払い, 楽天ペイ, au PAY, Alipay, WeChat Pay |
意外と充実?船内設備を使いこなそう
- フリースペース/展望ラウンジ: 食事以外にも、読書、PC作業、ぼーっと海を眺める贅沢
- 通信環境: 電波はほぼ圏外。陸地が近いと感じたら、つながることあり。オフラインコンテンツ準備推奨。三陸北部〜青森県東部エリアの陸地付近を航行中は、Wifiが一瞬つながることもあり。
- その他: マッサージチェアでリフレッシュ、レトロな?ゲームコーナー、レストラン脇の書籍コーナー(北海道でのアクティビティ関連書籍が充実。以外にマニアックな書籍もあり、楽しめる。小説などもあったかも。)
出会いも旅の醍醐味?ライダー交流&情報収集
- 同じ目的地を目指すライダーとの会話は弾む!:私も乗船前に知り合ったチャリダーと船内で情報交換しました。
- ツーリング情報の交換や、思わぬ発見があるかも?
油断大敵!スマートな下船準備で北海道に上陸!
楽しい時間はあっという間。下船アナウンスが聞こえたら…
- 早めの荷造り開始: 忘れ物がないか最終チェック
- 下船時の天候に備える: 雨なら客室で雨具装着!バイクエリアでは再パッキングなど、意外と時間がない。
- 乗船カードの準備:客室エリアの出口で乗船カードを船員に見せる。事前に準備。
- バイク置き場へ移動: 階段前に並んで順番に降りる。早めに並んで、バイクエリアでの時間確保。特に列の先頭に並んでいるときはこれ重要。なお、エレベーターは身体に不自由のある方優先(専用?)。
まとめ:快適な船旅は、最高の北海道ツーリングへの助走だ!
大洗~苫小牧フェリーの18時間を楽しく過ごす方法をまとめました。せっかくの船旅という非日常空間、そして北海道ツーリングのプロローグ。
ポイントは、
- 商船三井フェリー:詳細は公式ページへ。旅客運賃15%割引/乗用車運賃10%割引キャンペーンの賢い活用。
- 18時間徹底活用術!船上タイムを120%楽しむ方法:コインロッカー、デッキからの星空・朝日・展望浴場・レストラン・売店など。
- フェリー乗船前の賢いパッキング&防犯術:荷物は「船内持ち込み」と「バイクお留守番」に分別。バイスガード エアでしっかり防犯。
- バイクでの乗船・下船 スムース&安全ガイド:タラップと左Uターンに注意。
以上のポイントをおさえて、せっかくの船旅を楽しんでください。
この情報が北海道ツーリングを楽しむライダーのみなさまのお役に立てばうれしいです。
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